高視聴率を記録した「私の家政夫ナギサさん」!
結婚してハッピーエンドとなったメイとナギサさんのその後とともに、ダイジェスト版が放送されました!
夫婦喧嘩
メイ(多部未華子)とナギサさん(大森南朋)の新婚生活は1ヵ月ほど経ちました。
ある朝、メイとナギサさんは朝食を食べながら喧嘩をしています。
メイは目覚ましのアラームは爆音でないと起きられないのですが、ナギサさんに「心臓に悪いから」と注意され、音量を小さくしたところ寝坊してしまったのです。
メイ「だいたいナギサさんは、私への要求が多すぎます!」
ナギサさん「最低限、自分のことは自分でやってくださいとお願いしているだけです!洗濯物の靴下はいつも裏返し。毎回靴下に手を突っ込まなければいけない私の気持ちも考えてください!飲み終わったペットボトルは中をゆすいでラベルをはがして下さい。お風呂から上がったら換気扇は必ず回してください!」
メイは「ナギサさん、結婚したら優しくなくなった気がする!あの優しさはビジネスモードだったの!?それとも結婚したら豹変するタイプ!?」と、不満がモヤモヤ。
ダイジェスト「ナギサさんとの出会い」
相原メイ(多部未華子)は、製薬会社のMRとしてバリバリ働き、高収入を稼ぐキャリアウーマン。だけど家事一切が苦手。
28歳の誕生日に、妹の唯(趣里)からプレゼントされたのは、なんとおじさんの家政婦ナギサさん(大森南朋)。
最初は一人暮らしの部屋におじさんがいると言うことに拒絶感を示すメイでしたが、ナギサさんの家事能力は抜群で、仕事に集中できる環境を作ってもらえる事はありがたい。
そしてある日、メイはライバル会社のアーノルド製薬の田所(瀬戸康史)と競合して、敗北します。
落ち込むメイに、ナギサさんは「あなたは頑張っています」と慰めてくれ、メイがどれだけ仕事を頑張っているかも見ていてくれました。
やけ酒をして足がふらついていたメイを、ナギサさんはベッドまで運んでくれ、帰ろうとするとメイが「行かないで。お母さん…」と寝ぼけてナギサさんの手を握ってきます。ナギサさんは朝までずっとメイの手を握っていてあげました。
(メイは小さい頃から、母親に「仕事のできる女になりなさい」と言われて育ってきたため、”仕事のできない自分になんて価値がない”とずっと気を張ってきた)
朝、母親の美登里(草刈民代)が訪ねてきます。家事ができない事は、母親には内緒にしているため、家政婦を雇っているなんて言えません。
ナギサさんをクローゼットに隠したまま、メイは出勤。その日がナギサさんとのトライアル契約の最後の日でした。(最初はお試し契約だったため)
ナギサさんが、メイの服のボタンが取れていたと言って、届けに来てくれました。ナギサさんはボタンを縫い付けてくれ、そんな風景になぜか安らぎを感じるメイ。
美登里が忘れ物を取りにまた部屋に来ることになり、慌てたメイはナギサさんに“スポット契約“を頼み、部屋をきれいにしてくれるように頼みます。部屋が散らかっていて、転びそうになったメイをナギサさんが抱き止めたところに、美登里がやってきて付き合っていると誤解されてしまいます…!
ダイジェスト「母親の呪縛から解放、ナギサさんと本契約」
美登里には、ナギサさんは家政婦だと白状します。唯は大学を中退し結婚したため、キャリアウーマン志向の母親とは喧嘩になり、それから会っていません。
ナギサさんが唯と同じ会社で働いていると話し、美登里は初めて唯が家政婦をしていることを知ります。
「大学まで行って”そんなこと”。あなただって男性なのに”家政婦なんて”」と、美登里は家政婦を見下した発言。
「メイは何でもできる子」と言う母親の呪いの言葉にとらわれているメイは、期待に応えようと家事も仕事も全て1人で頑張ろうとします。しかし無理がたたって倒れてしまいます。
ナギサさんに助けを求めた美登里。看病についていろいろ指示されますが、雑炊を作るのも、看病するのも自信がない美登里は、ナギサさんに任せて帰ろうとします。
しかし「メイさんに必要なのはお母さんです。私ではお母さんの代わりはできません」と言われ、自分がメイの看病をすることに。
メイと美登里はやっとお互いの苦手なことを認め合い、向き合うことができました。
メイは全て自分で抱え込むことをやめ、正式にナギサさんに契約を頼みます。(このとき初めて、“ナギサさん“と下の名前で呼ぶ)
薫と堀江のその後
薫(高橋メアリージュン)と堀江(岡部大)は2人でご飯に来ていました。
薫が合コンやマッチングアプリなど婚活をし、誰がいつ部屋に来てもいいようにしていると話します。
薫「”こいつそんだけやってて、なんで結婚できないんだ”って今思ったよね!?」
堀江「結婚は”できる、できない”じゃなくて、”するか、しないか”の個人の選択だと俺は思ってるから。陶山は性格も明るいしきれいだし、普通にいいと思うけど。結局、陶山の中で結婚したいって言う気持ちがまだ育ってないんじゃない?”いつもそばで見てる感じ”だとそうなのかなぁって」
薫は結婚する人の条件として、「いつも自分のことを見ていてくれる人」と言う条件は絶対だと言っていました。
前にも堀江は「いつもしてるから」と言って、薫がピアスを落としたとき、薫のピアスだと気づいてくれました。
「いた…!」堀江が運命の人だと気づいてしまった薫。
「好き!」突然堀江に告白します。
ダイジェスト「肥後→メイ、薫→田所にプロポーズ」
田所に一目惚れした薫は、早速田所を食事に誘います。
一方、メイは担当している病院の医師である肥後先生(宮尾俊太郎)に食事に誘われてしまいました。担当の医師とMRが個人的に食事に行く事はルールとしてNG。
慰労会と言うことで、瀬川(眞栄田郷敦)にも付き合ってもらい、3人で食事に行きます。
同じレストランに、田所と薫がやってきました。薫はぐいぐい田所にアプローチをかけ、「私と付き合ってください!」と告白。
同じ時、肥後は「私と結婚を前提に付き合ってください!」とメイに告白。
帰り道、コンビニでメイは田所と偶然遭遇。2人ともお酒とおつまみを買っていたため、そのまま公園で一杯やります。
田所がメイの口についたマヨネーズをとってくれて、メイは一瞬どきっとします。
2人は一緒にブランコに乗って楽しそう。
ナギサさんが田所に恋愛相談
ナギサさんが部屋の前で鍵をなくしてバックの中をゴソゴソやっていたところに、田所が帰宅します。ナギサさんは田所の部屋に入れてもらい、メイとの夫婦喧嘩の相談をします。
田所も家政婦を頼んでいるため、今は部屋がきれいです。今の家政婦さんは、田所の食べ物の好みを熟知してくれていて、いつも好きな夕飯を用意してくれているそうです。
「ナギサさんも相原さんの好きなものを作ってあげたらどうですか?」と田所はアドバイス。
ダイジェスト「美登里と唯が仲直り」
メイとナギサさんは、ずっと喧嘩している美登里と唯の仲直り作戦を思いつきます。
もうすぐ父親(光石研)の還暦祝いなので、どうしても唯にも参加してほしいと考えているのです。
パーティーは自宅で行うことになり、ナギサさんが料理を担当。唯は変装し、ナギサさんのアシスタントとして料理の手伝いをします。
パーティー当日。
出てくる料理は、今までの相原家の思い出のメニューばかり。瀬川が作ってくれた家族の思い出ビデオの効果もあり、感動的な雰囲気に。
途中から美登里はアシスタントが唯だと気づいていました。
美登里と唯は仲直り。初めて唯の旦那と娘を呼び寄せ、対面。それからはすっかり親バカならぬ、”じじバカ”、”ばばバカ”になり、孫を溺愛しています。
福岡支店に転勤になった瀬川
福岡支店に転勤になった瀬川。松平(平山祐介)と食事中に、天馬(若月佑美)からビデオ電話が。松平には、まだ、まだ付き合っていることを話していなかったので、天馬からのラブラブ電話に焦ります。(本編では天馬が瀬川を一方的に好きって感じで終わっていましたが、パラビのスピンオフで、薫と堀江の協力により、二人は付き合うことになった)
松平も昔、遠距離恋愛を経験したことがあるそう。
瀬川「その時代だと文通ですか?」(なかなか失礼)
松平「俺たちの時代はポケベルだ」
瀬川「ポケベルってなんですか?」(今の子は知らないらしい)
ダイジェスト「ナギサさんの過去」
「ナギサさんのことがもっと知りたいです」と言うメイに、ナギサさんは履歴書を提出。そこからナギサさんがMRとして働いていたことを知ります。
もっとナギサさんのことが知りたいメイは、仮病を使ってナギサさんの自宅に上がり込みます。そこでかわいい手帳を発見。しかし、ナギサさんは慌てて手帳を取り上げ、見たこともない怖い表情をします。
ナギサさんの触れてはいけない過去…?
その頃メイは、大きな説明会を控え、また仕事が忙しくなっています。ナギサさんは必要以上にメイの体調を心配し、口うるさくしてきます。そのことからメイとナギサさんは喧嘩をしてしまいます。
メイは病院での説明会の日に、遅くまで準備していた資料を家に忘れてきてしまいます。自分で取りに帰っていては間に合わないため、ナギサさんにお願いすると、喧嘩中なのにナギサさんは急いで駆けつけてくれました。
その病院で、「箸尾さん」とある患者が名前を呼ばれているのを見て、ナギサさんの目が釘付けに。あの人がナギサさんの抱えている秘密…?
ナギサさんが、突然「しばらく仕事お休みしたい」と言ってきます。会社を早退してナギサさんの家に駆けつけたメイ。ナギサさんはやっと過去のことを話してくれました。
母親が癌になり、何か役に立つ知識を得たいと転職してMRになりました。
新しくMRとして入ってきたのが箸尾れいか(松本若菜)。手帳は箸尾のもので、メモ魔だった箸尾は何でもその手帳にメモしていました。
母親のために転職したナギサさんですが、仕事が忙しすぎて、母親の最期に立ち会うことができませんでした。
その頃、箸尾は仕事が捌けきれず追い詰められていきましたが、ナギサさんの状況も知っているため相談もできず、1人で抱え込んで精神を病んでしまいました。ある日箸尾は「私もう無理です…」とオフィスで泣き崩れ、それから心療内科を受け、すぐに会社を辞めました。
メイは瀬川に頼んで病院に張り込み、箸尾を見つけ出し、ナギサさんの家に連れて行きます。
箸尾が病院にいたため、今でもまだ通院が必要な状態なのだと思ったナギサさんは、「自分への戒めを忘れてはいけない」と改めて思っていました。しかし箸尾が病院にいたのは、仕事の資料を取りに行っていただけだったのです。体調も良くなり、また医療に関わる仕事がしたくなって、病院で働くことにしたのです。しかも結婚して、子供も生まれていました。
箸尾が今幸せでいることを知り、安心するナギサさん。さらに箸尾から手帳を見せられます。
会社を辞める日のメモ。
「ナギサさんに出会えたことが何よりも幸せでした」
こうしてメイは、ナギサさんの心の傷を取り除くことができました。
その夜、マンションの前まで送ってくれたナギサさんに、メイは自然にハグをします。ナギサさんはびっくりしてあたふた。
ダイジェスト「ナギサさんと田所の一騎打ち」
メイとナギサさんのハグを目撃した田所。メイからはナギサさんはお父さんだと聞かされていましたが、絶対に親子ではないと確信。ナギサさんを連れて、メイの部屋に真相を聞きに行き、初めて家政婦と言うことを聞かされます。
「本当にナギサさんは家政婦以上の気持ちは持っていないんですか?」に聞かれ、ナギサさんはもうこの頃メイのことが気になっているので答えに言いよどみますが、メイは「当たり前です!家政婦さんですよ!?」と即答。
なぜ隠していたのかと聞かれて、「田所さんにはダメな自分を知られたくなかったから」とメイが答えたので、田所は嬉しくなって改めてメイに告白。(メイは多分“ライバルとして弱みを見せたくなかった“と言う意味で言ったのですが)
とりあえずメイの答えは保留。
仕事の件で、メイが田所に頼り、休日に2人で出かけます。その帰り部屋の前で、田所がメイにキスをしようとすると、田所の部屋から水漏れ。実は田所の部屋も、メイの部屋と同じくらいの汚部屋でした。田所もまた、人に自分のだめな姿を見せることが怖かったので、ずっと何でもできるふりをしていたのです。
ナギサさんに頼んで、田所の部屋の掃除をしてもらいます。
ナギサさんの家事能力に感心する田所に、メイは「ナギサさんの役割は家事だけでは無いんです。一緒にいると安心する」と話し、田所はメイにとってナギサさんがどれだけ必要な存在であるかを悟ります。
ダイジェスト「トライアル結婚」
その頃、ナギサさんは本社への移動を命じられ、メイの現場を離れることに。
そのことを告げられたメイは、慌てふためいて「私と結婚してください!」とプロポーズしてしまいます。困惑するナギサさんに、「だったら明日から四日間、トライアル結婚と言うことで!」と頼み込み押し切ります。
トライアル結婚に浮かれるメイですが、ナギサさんに「今後のことをきちんと話し合いたい。子供は望むかどうか?とか」と言われ、そこまで考えていなかったため、なんとなくナギサさんときちんと話をするのを避けてしまいます。
トライアル3日目。ナギサさんは突然姿を消します。
ナギサさんは健康診断の結果で、1つの項目が再検査になっていて、「20歳以上も上の自分は、メイよりも先に死ぬ。果樹委ができなくなるどころか、介護を必要として、メイの人生を奪ってしまうかもしれない」と言うことに改めて気づき、恐ろしくなって逃げ出してしまったのです。
メイは部屋にお揃いのカップがあることをに気づきます。ナギサさんは、ちゃんと自分とのこれからの生活を考えてくれていたのです。
メイはナギサさんに会いに行き「私はナギサさんを手放したくないんです!私の人生で必要なのはナギサさんです!私にとって一片の悔いもない人生は、ナギサさんと一緒にいることなんです!」と再告白。
ナギサさんも「私もあなたを手放したくないんです。好きってことだと思います」と告白。
メイ「私も好きです!」
両手を広げるナギサさんに、メイは一旦離れて、遠くから走ってきて飛びつきクルクルでハッピーエンド!
仲直り
メイは薫に相談し、ナギサさんとちゃんと話をするように言われます。かえってナギサさんに「私は甘えていました。ナギサさんも仕事をしているんだから、私も変わっていかないと」と謝ります。
「靴下の裏返しを直すのと、お風呂上りに換気扇をつけるのと、ペットボトルのラベルを剥がす、ですよね?」
すると、ナギサさんはついでとばかりに
「お弁当箱は食器を洗う前に出していただければ。家を出るときにエアコンの電源は消していただければ」と付け加えます。
メイ「やっぱりいっぱいありますね!?」
こうして2人は仲直り。その日の夕飯は、メイの大好物のとろーり卵のオムライス。ケチャップはメイが大きくハートを描きます。
ちょっとずつメイも変わり、それでも今でもお弁当箱を出し忘れるときもありますが、二人は仲良くやっています。