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20代女性
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エビ高連合軍と天下布武学園の天下分け目の決戦は明智(草川直弥)と上杉(染谷俊之)の戦いが始まった。
上杉は、親友・斯波(定本楓馬)の話を出しながら明智を挑発する。
対する明智は―。
そして、ついに最終決戦
土方(板垣瑞生)と織田(荒牧慶彦)の戦いが始まる。
マザーをはじめ、この狂った時代に奪われた大切なものを取り戻すため仲間との絆を胸に、土方は戦いへ向かう。
<出典>FAKE MOTION続編(2期) 公式
天下布武とエビ高連合の戦いも、大詰めを迎えていた。残すは、シングルスが2試合だけ。
天下布武の2対1と、あとがないエビ高連合。ここで、エビ高連合は、天下布武の元エース・明智を投入する。
対する天下布武は、斯波を惨殺した敵でもある上杉が相手だ。
試合は、序盤、上杉の圧倒的有利かと思われた。ギフテッドを持たない明智など取るに足りない。
そう言って、上杉は、ギフテッドなしで明智を翻弄する。勝ちを確信した上杉は、斯波の死に際の様子を馬鹿にしてあざ笑った。
これを聞いて、明智の怒りは頂点に達し、その右腕にギフテッドが宿った。
その名も、アンガー・ノーマネジメント。明智の放ったサーブは、驚くべき破壊力で上杉のラケットを弾き飛ばした。
こうなっては、上杉もギフテッドを出すしかない。だが、真っ向勝負では、明智の怒りのパワーが勝っていた。
上杉は、自らのギフテッドに感電したと見せかけ、斯波を殺した罪を懺悔し始める。
これで、明智の怒りは、鎮まったかに見えた。そして、上杉は、このスキに攻撃を仕掛けてきた。
しかし、欺いたのは、むしろ明智だった。怒りを超越し、斯波の思いをまとった、そのチカラは、上杉のギフテッドなど問題ではなかった。
こうして、エビ高連合は、明智の勝ち星を奪取し、最後の対戦、土方対織田の試合ですべてが決まることになる。
土方は、最初からギフテッドを発動して、先制攻撃を織田に仕掛けていった。
信じるということ
確かに、以前土方のギフテッドは、身体への負担が大きく、1試合に1回出すのがやっとだった。
しかし、これを練習の中で研ぎ澄まし、精神を集中して使うことで、土方は、このギフテッドを何回も繰り出すことができるようになった。
とは言え、この短期間で習得したこともあり、身体の負担が大きいことには変わりはない。
そのうち、点の上では、土方がリードしていても、織田は、息の乱れさえ感じられない。
マッチポイントまで行くものの、身体を庇うあまりギフテッドを温存すると、決まって織田は攻めて来る。
土方は、堪えきれず、ギフテッドを出すが、これが諸刃の刃となり、土方は、右腕の痛みから倒れ込んでしまう。
駆けつけるエビ高連合の面々。土方は、心を読む織田のチカラの前に、珍しく弱音を吐く。
だが、そんな土方も信じてくれる仲間がいた。明智はもちろん、伊藤も井上もそう言ってくれた。
そんなとき、マザーが現れ、土方の手を取りこう言うのだった。強い自分を信じて、と。
天下なんか興味ねぇ!
天下なんかには興味はないが、東京は絶対渡さない。
織田と対峙した土方の迷いや弱さは、どこかへ消え、ただ自信にみなぎる土方がいた。
試合再開のラリー。織田は、土方のギフテッドはもうないと踏んでいた。
だが、不可能と思われたギフテッドを二度、三度と繰り出してくる土方。
予測不能の土方の攻撃に、さすがの織田も成すすべがない。
織田は、改めて土方の心に入り込んだ。そこには、仲間たちの声援で溢れていた。
そこで、土方は言う。オレは、仲間たちは、自分の弱さを受け入れる強さがあると。
心を読むはずが、逆に、心の奥底にあったもの気づいた織田。
もう織田は、あのときの織田に戻っていた。そう、卓球が楽しくて堪らない織田に。
そして、土方は、渾身のチカラで、ギフテッドを放ち、織田もこれに応えるように打ち返そうとする。
打球は大きく弧を描いて、落ちてくる。しかし、対峙した二人には、もう余力は残っていなかった。
両者が、ほとんど同時に倒れ込む。駆け寄る両陣営。ここで、織田は負けを認めた。
だが、土方はもうそんなことは、どうでも良かった。土方は、織田に歩み寄ると、また勝負することを約束して、友情の証にラケットをコツンと交わした。
こうして、卓球戦国時代は、終わりを告げ、高校生たちは、平和で楽しい卓球に明け暮れたのだった。
友情や仲間との絆、そして夢。これらの要素はもちろんだが、ゲームや特撮系の要素たっぷりのギフテッドなる、特殊な世界観がとても斬新だと思った。
しかも、ドラマの中心は、卓球である。あの小さな白い球ですべてが左右される。
更には、卓球戦国時代という、造語まで作っての、これでもかというほど、大げさな世界観が堪らなく興味をそそった。
そして、とりわけ歴史好きには、堪らない、キャラは、全て歴史上の戦国武将や、維新の武士たちの名前を多少イジって着けられている。
ちなみに、史実上、織田は、明智に裏切られ倒れたが、このドラマの中では、仲違いはしても、元通り友情の絆を回復しているのが、とても面白いと思った。
強いて欲を言うならば、もう一つ要素として、恋愛なども取り入れるとより、楽しめるのではないだろうか。
青春とどうしても切り離しては、考えられない恋愛。恋愛によって、ギフテッドが開眼するとかあっても、このドラマなら許されるような気がする。
続編の機会があれば、ぜひその辺りも期待して見たい作品であった。
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信玄明王高校との戦いに決着がつけられなかった織田(荒牧慶彦)たちは再び卓球の練習に励んでいた。
仲間と勝利を目指して卓球をし、放課後は皆でハンバーガーを食べて帰る。
織田が理想とする高校生活を送っていたはずなのだが・・・。
ある日、信玄明王と謙信ソルト電子工学院が戦いを始める。
斯波(定本楓馬)はある想いを抱え、一人でその試合場所に向かう。
謙信ソルトの部長として斯波の前に現れたのは、仲間だと思っていたまさかの人物だった―。
そして一報を聞き、試合場所に駆けつけた織田たちが見た光景とはー!?
<出典>FAKE MOTION続編(2期) 公式
織田を筆頭に、明智、斯波たちは、謀反を起こした。そして、天下布武を支配下におく信玄明王・武田の逆鱗に触れてしまった。
こうして、武田ら信玄明王と織田ら反乱軍との変則マッチが始まった。
試合は、圧倒的な実力差を見せつけ、信玄明王がリードする。武田は、絶対的に経験不足の織田を集中攻撃する。
息も絶え絶えになりながらも、歯を食いしばって根性を見せる織田。そのときだった。
急に火災報知器が作動し、サイレンが鳴り始めた。これで、試合が中断され、信玄明王が引き上げるところに、謙信ソルトの連中が現れる。
謙信ソルトは、只試合を見学しに来ただけだという。
翌日から、織田ら反乱軍は集まり、信玄明王を打倒すべく、練習に打ち込んでいた。
織田は、何度格上の斯波に打ち負かされてもめげることはなかった。
織田は、真っ直ぐに卓球と向き合い、皮肉にも斯波は、その卓球が憎くて仕方がなかった。
みんなで練習終わりには、織田が中心になって輪を作って、ハンバーガーなどを食べた。
細やかだが、穏やかで楽しい時間だった。辛い練習の疲れが一気に吹っ飛ぶ。
そんなとき、斯波に一本の電話連絡がある。マネージャーの上杉からだった。
何でも、卓球戦国時代を終わらせるために、信玄明王と謙信ソルトが試合を始めたというのだ。
状況は、とても切迫しており、死人が出てもおかしくないという。
上杉の真の姿
斯波は、仲間たちを巻き込みたくなかった。だから、単身で試合場のある謙信ソルトへ向かった。
信玄明王との決着はすでに着いていた。武田は、試合に負け、謙信ソルトの配下になるぐらいなら死を選ぶという。
そんな武田をあざ笑うかのように、現れたのが、謙信ソルト・真の部長こと、上杉だった。
一方、そのころ、織田たちのもとにも知らせが入った。上杉は、マネージャーなんかではなくて謙信ソルトの部長で、今、斯波と試合をしている。
そして、斯波は、その試合に命を賭けたというのだった。それを聞いて、織田たちは、謙信ソルトへ向かった。
そこには、もう斯波の姿はなかった。そして、真の姿の上杉がおり、試合で勝てば、斯波に会わせてやるという。
早速上杉との試合が始まった。上杉は、息ひとつ乱さずに仲間たちを寄せ付けない。
あの明智さえもが、圧倒的な上杉の前に破れてしまう。
残るは、織田を残すのみになった。やはり、先制したのは上杉だった。
だが、織田は、身体に違和感を覚えていた。そう、上杉は、パーフェクト・マエストロというギフテッドで、相手の身体を自由に操れるのだ。
マネージャーをしていたのは、単に、操るための情報収集だったというわけだ。
上杉は、そこまでネタバラシをすると、斯波の、無残に変わり果てた姿を披露するのだった。
天下無双の織田誕生
斯波は、上杉との試合に負け、自らの手で、上杉に操られて命を落とした。
明智は、悲しみとやり切れない気持ちが溢れて、泣き叫んだ。
織田の足元に血に染まった斯波のラケットが転がっていた。
上杉にとって、斯波や織田は、道に転がっている石ころに過ぎないのだという。
そして、怒りに震えた織田は、斯波のラケットを拾うと、上杉に対峙した。
怒りのあまり、織田の顔から表情が失くなったようにも見えた。
試合が再開された。ここで、形勢が逆転する。上杉のギフテッドが織田に効かない。
織田は、そのまま、上杉を破り、大阪の頂点に立った。そして、こう呟くのだった。
天下を獲ってこの狂った時代を終わらせると。
そのためには、織田は、謙信ソルトを配下にするという。
自分に卓球の夢をくれた斯波を殺した、上杉と、ともに戦うというのだ。
あの、織田とは思えない言動に、明智が何を言ってももう、織田の心には届かなかった。
上杉は、電磁波で相手の身体を操ることができるという能力者であるらしい。
そして、斯波の死を目の当たりにし、卓球を、斯波を大切に思う心が、逆に怒りを増長しおそらく上杉の能力をも超越したのだろう。
今回のエピソードでは、織田の、読心術っぽい能力については、何も触れなかった。
この能力が、あの、斯波が死んだときに開眼したのは、想像には難くない。
あとは、織田の戦力を分析する上で、もうひとつ気がかりな点がある。それは、構えである。
土方と対峙したときの構えは、他のプレイヤーとは異なり、武芸か何かのそれのようであった。
斯波の死を境に、出来上がったものだろうが、かなり異質なものを感じたのは、気のせいだろうか。
さらに、織田は、上杉を倒したあと、すぐに斯波の敵である謙信ソルトを配下にするといい、それは、「狂った時代」を終わらせるためだという。
このあたりが、今イチ織田の真意が測りかねている。卓球戦国時代が終わるということは、かつてシーズン1で、律が東京でやり遂げた平和な時代を取り戻すということではないだろうか。
さらに、織田は、天下を取るために、恐怖による支配が絶対だという。恐怖による支配で、果たして、平和が訪れるのだろうか。
その辺りも、見どころに次回の最終話の決戦を見届けたいと思う。
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律(佐野勇斗)と光太郎(古川毅)により危機を脱したエビ高連合軍。
あとは土方(板垣瑞生)と明智(草川直弥)の結果にかかっていた。
明智は敵陣の織田(荒牧慶彦)を見ながら過去のことを思い出していた。
一年前の大阪―。
ある日、天下布武学園に織田佐之助が転校してくる。
織田は憧れの斯波真一(定本楓馬)と卓球をするため、この学園に来たのだという。
織田と明智と斯波は、共に切磋琢磨する仲間になった。
しかし「ただ卓球を楽しみたい」という織田の想いとは反対に部長の今川義富(廣瀬智紀)は権力を振りかざしていた。
部長に仲間が傷つけられたのをみた織田は怒りをおさえきれず、今川の元に向かうー。
<出典>FAKE MOTION続編(2期) 公式
1年前、大阪の天下布武では、勢力を拡大するため、連日ように試合が行われていた。
このときの、天下布武のエースは、明智だった。ちなみに、部長は今川、マネージャーが上杉だった。
勢力図としては、天下布武の上に、さらに信玄明王が君臨している。そして、信玄明王に対する謙信ソルトが、当時の2大勢力だった。
ある日のこと、明智の活躍でまた試合を決めた。そのとき、武田率いる信玄明王が視察に現れる。
今川は、武田に媚びへつらうが、当然武田は相手にしない。むしろ、今川を差し置いて、明智の健闘を称える武田。
これに腹を立てた今川は、部長であることをいいことに、明智に制裁を加えようとするのだった。
今川は、ただの嫉妬からだが、卓球部の和を乱すという大義名分にかこつけて、明智に退部届に無理やり、拇印を押させようとした。
そのとき、現れたのが、織田だった。織田は、天下布武で卓球するために転校して来たばかりだった。
織田は、今川に臆することなく、明智を救出した。これが、明智と織田の初めての出会いだった。
織田は、暴力は嫌いだと言うが、強かった。織田は、天下布武に在学している斯波に憧れて、斯波と卓球がしたくて、天下布武に来たという。
斯波は、史上最年少で五輪代表になるほどの実力者で、彼こそ、卓球戦国時代という言葉を使った最初の人物だった。
織田の夢
そんなとき、斯波が通りかかる。織田は、いち早く斯波を見つけて声をかけた。
だが、斯波は卓球をもうしない、ヤメたという。斯波は、織田にその実力差を嫌というほど見せつけてやった。
それでも、斯波に負けた織田は、ハンバーガーを斯波に奢るのだった。斯波は、責任を感じていた。
卓球戦国時代と自分が言ったばっかりに、こんな時代にしてしまったんだと。
だが、織田は、斯波に救われたという。斯波の活躍を見て、織田は卓球に夢を持つことができたのだ。
一方、明智と苦楽をともにした2年生達は、今川ら上級生に明智を許すように直談判する。
これが、火に油を注ぐ形になり、2年生らは、強制的に退部届を書かされた。
この理不尽な仕打ちを目の当たりにした織田は、今川に対する怒りを覚える。
織田は、ただ斯波や明智と楽しく笑って卓球をして盛り上げたいだけなのに。
怒りを抑えきれず、織田は、単身卓球部に殴り込みをかける。
今川は、卓球部でもない織田に、何ら脅威は感じなかったが、これが同時に信玄明王に楯突くのと同義であると、威嚇する。
だが、今の織田は、信玄明王の恐ろしさを知る由もなかった。
織田の乱
織田が天下布武で反乱を起こしたという情報は、即刻信玄明王の武田の耳にも入った。
謀反は、あってはならない事態。武田自身もこの事態の収拾に動き出した。
一方、天下布武では、圧倒的に数の上でも織田が劣勢に立たされていた。
それでも、織田の闘志は、衰えることを知らず、もしも、織田が勝ったら部長になると、条件まで提示した。
そして、織田が負けたら、命はないと思えと言われても食い下がる織田ではなかった。
そのとき、明智が助太刀に現れ、続いて、2年が二人、さらに斯波までもが織田の加勢に加わった。
斯波の描いた夢も、織田と同じだった。誰も傷つけることなく、卓球で白黒つける。
そんな理想を斯波もずっと抱いていたのだ。謀反の知らせを聞き、今川に加勢する精鋭たちも集まった。
しかし、一致団結した織田勢の敵ではなかった。今川の配下を全て一掃したところで、武田ら、信玄明王が現れる。
織田たちは、武田の逆鱗に触れてしまったのだ。
こうして、武田ら信玄明王対、織田、明智、斯波の変則マッチで、天下布武の運命が決まることになったのだ。
まず何と言っても一番様子が変わっているのが、織田だろう。1年前は、暴力が嫌いで、今とは正反対なぐらい、明るく人懐っこい人物だったようだ。
そして、危うく見落としがちなのが、上杉である。彼は当時天下布武のマネージャーだったというではないか。
それが今や東京へ謙信ソルトを率いて攻め入って来ている。しかも、織田と並んで上杉もだいぶ人格が180度ぐらいは、変わっている。
更には、当時2大勢力だった信玄明王の姿が失くなっていることも気になるところだ。
そして、予想されるのが、当時織田にとっては、憧れで卓球を始めるキッカケとなった斯波の存在が謎である。
予告などで、誰かが血まみれで倒れいるシーンが何回も映し出されたが、肝心の顔までは鮮明に映ったものはなかったと思う。
あとは、気になるワードして「罠」という言葉が大きな意味を持つのではないだろうか。
誰が何のために仕組んだ罠なのか。これが、全てを紐解く重要なカギになりそうである。
さて、現在、織田に対して、反旗を翻した明智が対峙している状況である。
史実通りであれば、少なくとも明智は織田を倒している。果たして、卓球戦国時代もそのように時代が動くのか、大変興味深いところである。
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ついに団結した<エビ高連合軍>。
しかし、織田(荒牧慶彦)たち天下布武学園の勢力は、すぐそこまで迫っていた。
土方(板垣瑞生)たちの前に、天下布武からの果たし状が届く。
そのころ、東京の別の高校に律(佐野勇斗)と光太郎(古川毅)が現れる。
エビ高vs天下布武の試合を知り、すぐにでも駆けつけようとする光太郎だが律はそれを断る。
律の想いとは―。
そして、律・光太郎不在のまま、エビ高連合軍vs天下布武学園の天下分け目の戦いが幕を開ける。
<出典>FAKE MOTION続編(2期) 公式
熾烈な頂点争いの結果、東京は、エビ高によって統一され、平和がもたらされた。
だが、そんななか、西の勢力、天下布武の脅威が迫っていた。天下布武は。まず手始めにエビ高とも凌ぎを削った八王子を撃破する。
その八王子から、逃げ延びた土方だったが、天下布武に単独で復讐を企んだが、それは失敗に終わった。
その頃、エビ高では、主力である高杉律と桂光太郎の行方がわからなくなっていた。
土方は、天下布武の元エースの明智と協力し、エビ高に残った井上と伊藤とともにエビ高連合を結成。
四人で、とにかく律と光太郎が見つかるまで、天下布武から東京を守ろうと、練習に励んでいた。
そんなとき、変装を得意とする、天下布武の仙道が現れ、エビ高連合に果たし状を持参して、正式に試合を申し込んできた。
それも、今日の午後3時試合開始である。エビ高は、一気に窮地に追い込まれた。
一方そのころ、都内のある高校に律たちを探すための捜索隊が来ていた。
しかし、そこへ運悪く、天下布武の軍勢が大挙して押し寄せてきた。慌てて、卓球部部員と捜索隊は、身の危険を未然に察知して、難を逃れたかに見えた。
狡猾な天下布武は、更にその裏をかき、その高校の卓球部を包囲してしまう。
そのとき、二人の男が現れたのだった。
律の決意
そう、フードを脱いだ、その男たちは、紛れもなく律と光太郎だった。
彼らは、天下布武の脅威に晒されている、都内の高校を転々と加勢して回っていたらしい。
その知らせは、エビ高にも届き、エビ高連合が活気づいたのは、つかの間のことだった。
律と光太郎は、さっさと天下布武の雑魚を一掃すると、エビ高に向かおうとした。
ところが、そのとき二人の行く手を阻もうと、天下布武の配下・電子ソルトが現れる。
律は、エビ高の仲間を信じて、東京を守るため、残って戦うことを宣言する。
これを聞いた、エビ高連合も二人が来るまで、何とか時間稼ぎをする覚悟を決めたのだった。
こうして、2つの場所で東京の命運をかけた戦いがはじまった。
ところが、律と光太郎に対する電子ソルトの目的は、勝敗ではなく、あくまでも時間を稼ぐことだった。
ソルト陣営は、後ろに下がり、守ることに徹した。こうすることで、得点しにくくなり、律と光太郎は、徐々に体力を削られていく。
一方、連合の方も苦戦を強いられていた。先発したのは、井上と伊藤だったが、まともに戦っても勝ち目はなかった。
そこで、井上と伊藤は、戦法を変え、守りに徹し律たちが来るまで、持ちこたえようと奮闘するのだった。
二人のギフテッド
井上と伊藤は、エビ高のためというより、律と光太郎に、今まで助けてもらった恩返しをしたかった。
だから、なりふりなんて構っていられなかったのだ。とにかく、二人が来るまで必死に球に食らいついていった。
埒が明かないと判断し、光太郎は、温存しておきたかったギフテッドを解禁する。
これにより、律も速攻が可能になったかに思われた。
しかし、連戦の疲労から、律の右膝が悲鳴をあげる。痛みから、倒れてしまう律。
それでも、律は、立ち上がり、かつて松陰がそうしたように、全てをかけて勝負に挑んでいくのだった。
一方、井上と伊藤は、善戦虚しく、敗北を喫してしまう。律と光太郎は、まだ来ていない。
すでに天下布武は2勝を挙げ、あと1勝すれば、東京は天下布武の支配下に落ちてしまう。
そのとき、あの二人が現れた。律と光太郎は、井上と伊藤の健闘に感謝して、試合に出る。
光太郎のスタゲイザーは、確実に得点できる場所を瞬時に見抜き、迷いなく攻撃でき、相手は守る術はない。
律の0.1秒後の世界は、相手がどんなフェイントをかけようと、音から打ち込まれる場所と角度を予測できる。
圧勝だった。満身創痍でも疲労困憊でも、負けられない戦いには勝つ。
これが東京のプライドだった。そして、勝負の行方は、土方と明智に託された。
少しでも、休息を取り、次の織田、上杉戦に備えてもらったほうが良かったと思う。
たしかに、どちらにしても、律と光太郎がギフテッドとはいえ、織田と上杉も何らかのギフテッドであることは、間違いない。
ここまで分かっているのは、織田には、相手の心を読むことができ、上杉は、相手の触れたものを通して、人形のように操ることが出来る。
これだけでも、かなりの脅威である。対して、土方のギフテッドは、試合で一回しか使えず、明智は、天下布武では元エースだったらしいが、その実力はまだ未知数である。
それに、すでにエビ高連合は。二敗を喫してしまっている、つまり、最後のシングルスでは、必ず勝たなければ勝利とはならない。
一方、天下布武は、どちらかでも勝てばいい。ハラハラ、ドキドキの、絶体絶命のピンチなのだ。
だが、そんな窮地も覆したのが、シーズン1のエビ高だった。今回は、どんなミラクルを見せてくれるか、とても楽しみである。
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土方(板垣瑞生)たちの前の現れた明智(草川直弥)はなんと大阪の頂点・天下布武学園の元エースだった。
明智の口から1年前、大阪で起こったある出来事が語られる。
そのころ、同じく大阪からやってきた謙信ソルト電子工学院がエビ高連合軍に試合を申し込む。
今すぐにも「ぶっつぶす」と息巻く土方と、「まだ試合には早い」と制止する明智。
バラバラなエビ高連合軍は、果たして謙信ソルトにどのように立ち向かうのか―。
そして、エビ高連合軍の絶体絶命のピンチにあのチームが現れる!?
<出典>FAKE MOTION続編(2期) 公式
八王子の土方歳鬼は、天下布武の織田左之助に戦いを挑んだが、織田の策に見事にハマってしまい、対戦さえできなかった。
エビ高の井上と伊藤、そして、天下布武の元エースの明智十兵衛が、エビ高連合に正式加入した。
加入した上に、明智は、織田の過去に何があったのか、あの強さの秘密を語りだす。
以前、天下布武は、ライバル校・謙信ソルト工学院と、激しい覇権争いを繰り広げていた。
そして、その頃の天下布武は、今川の暴力によって、牛耳られていた。
そこへ、織田が現れたのだった。織田は、今川の力による支配に屈しなかった。
もう一人の実力者・斯波真一を、織田は連れて来て、明智と三人は、天下布武の主力として仲間になった。
しかし、その幸せな時間は、短いものだった。謙信ソルトとの争いのなかで、斯波が命を落としてしまったのだ。
これを見て、怒りのあまり、織田は変わってしまった。それまで、嫌いだった暴力と恐怖により、大阪の頂点に立つと、そのままの勢いで東京に攻め込んできた。
明智には、そのときの織田は、脅威でしかなく、止めることができなかったという。
相変わらず、高杉律と桂光太郎は、行方が分からなかった。
そんなエビ高に、今や天下布武の配下になった謙信ソルトの魔の手が迫ろうとしていた。
No.2同士
そして、かつてエビ高と激戦を経て、友好を深めた薩川の動向もつかめなかった。
せめて、薩川の戦力があれば、東京は、そう簡単に負けを見ることはないのに。
そんな事を言っても始まらない。今は、少しでも戦力を高めるために練習あるのみ。
ところが、連合を組むと言い出した土方は、個人練習に打ち込むばかりで、まるでチームとしての協調性を持とうとしない。
その態度に、明智は警告する。今の土方は、絶対に織田には勝てないと。
そんなとき、突然謙信ソルト・上杉天真らがやってきて、エビ高と試合をすると言い出した。
上杉は、いきり立つ土方を前にして、なおも近藤を罵倒して挑発する。
すっかり、臨戦態勢になってしまった土方。しかし、上杉は、主力を残して、その場を去って行く。
怒りが収まらず、上杉のあとを追う土方。そのとき、ボルケーノスマッシュが謙信ソルトの行く手を阻んだ。
そう、薩川がエビ高救援に来てくれたのだ。何でも薩川は秘密の特訓をしていたらしい。
ここに、東京対大阪のNo.2校の対決が実現することになった。
そのころ、土方は、上杉の特殊能力の前に手も足も出ないまま、絶体絶命のピンチに陥っていた。
忘れてはならないもの
このピンチは、後から駆けつけた明智によって、九死に一生を得た土方。
上杉は、元から土方が狙いだったのか、気が変わったと意味深な言葉を残し去っていった。
土方は、立ち上がるのもやっとの状態になりながら、まだ一人で戦おうとしていた。
それを諌める明智。聞く耳を持たない土方に、明智は勝負を提案する。
明智が勝ったら、言うことを聞く、土方が勝ったらもう止めはしない。
こうして、明智と土方の、一球にかけたサドンデス・マッチが始まる。
勝負に勝ったのは、もちろん明智。土方自身も、自分の特殊能力を使ったダメージがまだ回復していないのは分かっていた。
だが、それでも土方は、怒りと復讐に駆られて、死んでもいいと思った。
明智も、目の前で斯波という友を失った時は、怒りに我を忘れた。
だが、怒りや復讐からは、何も生み出さないし、斯波が生き返るわけでもない。
織田のように、卓球を憎んでしまって、恐怖を与える道具にしてはならない。
そのこと、エビ高に攻め込んだ謙信ソルトは、薩川の返り討ちにあう。
薩川の西郷は、エビ高には、仲間の絆の大切さについて、教えてもらった恩があるという。
今回はその恩返しだと言って、薩川は、エビ高を去っていった。
土方は、ようやく、冷静になることができた。卓球の楽しさ、仲間との絆、このことなくしては、織田率いる大阪勢には、勝てない。
こうして、エビ高連合は、改めて固い絆で結ばれたのだった。
一番気になるのは、今回シーズン2に入って、なぜ姿を消したのか、ということだろう。
おそらく、二人とも薩川のように、秘密裏に特訓をして、戦力を高めていたのではないだろうか。
だが、誰よりも仲間の絆を大切にする二人が、エビ高に1年の井上と伊藤を残して、なぜ行方をくらましたのか、どうしても疑問が残るところだと思う。
もしかすると、他にも何か理由があったのかも知れない。そして、律と光太郎は、今のエビ高連合にすんなり、受け入れられるのだろうか。
今のエビ高の中心は、土方である。他校から来たとはいえ、エビ高をここまで最前線で守ってきた。
ここで、ひと悶着ないわけがないと思う。それにしても、大阪勢は、特殊能力が特殊すぎるようなところが否めない。
上杉の、あの土方を殺そうとした能力は、あれは、最強ではないだろうか。
その上杉をも凌駕するのが織田である。エビ高の織田打倒の道は、遠く険しいものになりそうだ。
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エビ高が東京の頂点にたち、戦いに終止符が打たれたと思った、その半年後・・・。
都立八王子南工業高校の部長・近藤勇美(森崎ウィン)は大阪の頂点・天下布武学園との試合に負けていた。
天下布武学園の織田佐之助(荒牧慶彦)はそこで宣言する。
「東京の頂点・エビ高を潰し、他の高校もすべて潰して、天下布武に従わせてみせる。」
唯一無二の存在である大切な家族が痛めつけられる姿を目の当たりにした土方歳鬼(板垣瑞生)は、かつてのライバル高であるエビ高へ向かい、井上紋太(田中洸希)や伊藤俊介(吉澤要人)らに天下布武に復讐するため、<エビ高連合軍>の結成を提案する。
しかし、その場にいた明智(草川直弥)に「無理だ」と一刀両断され―――。
<出典>FAKE MOTION続編(2期) 公式
近藤勇美は、負けてしまった。相手は、大阪からやってきた天下布武学園の織田左之助。
天下布武は、いきなり奇襲をかけてきた。どうやら、東京を支配下にしたいらしい。
前もって、試合のことを知らずに、駆けつけた土方歳鬼は、何が起こっているのか、さえ分からなかった。
近藤が負けたので、八王子南工業高校は、天下布武に支配される。これに近藤は、異論を唱える。
半年前、恵比寿長門学園(エビ高)が東京を統一して、その一校独裁のシステムは、なくなった。
それを、力ずくで従わせようとする織田。しかし、それに近藤は、なおも反抗して、負傷してしまった。
ならば、エビ高も倒し、個別に東京の高校に、天下布武の強さを思い知らせるまで。
織田の東京侵略が始まった。次々と天下布武の圧倒的強さの前に、ほとんどがひれ伏していくのだった。
その頃、東京統一後のエビ高の卓球場には、井上紋太と伊藤俊介しかいなかった。
統一を成し遂げた、中心人物の高杉律と桂光太郎は、連絡がつかず、行方がわかっていない。
そこへ、負傷した部員を連れて、土方がエビ高にやってくる。
八王子もやられた。エビ高も時間の問題。他のエビ高部員たちは、恐れをなして避難していた。
近藤救出作戦
そこへ、また負傷者を連れて、一人の男がやってくる。
東京では見かけない男だ。土方は、エビ高に集まった、まだ負傷していない、戦える選手たちで、連合軍を作り、天下布武を打倒するという。
しかしながら、集まったのは、無名の選手ばかりで戦闘力には乏しいものがある。
これに対し、天下布武は、有力な選手をスカウトしては、戦力を増強している。
所詮、土方の言うことに賛同する者は、現れなかった。現時点で、天下布武は、八王子を中心に数十校の高校に勝利していたが、未だ服従する高校は、出てこなかった。
そこへ、土方は、負傷し捕らえられた近藤を救うため、一人八王子へと乗り込んでいった。
単独で攻め入ったところで、多勢に無勢。勝ち目なんてほとんどなかった。
そんな土方を止めに入る謎の男。男は、土方に、大阪ではこの卓球のせいで、死者まで出ている、ここで行っても犬死するだけだという。
だが、これで土方も引くわけには行かなかった。近藤が自分の親代わりになって、家族として接してくれたからこそ、今の土方がある。
その近藤のためなら、命なんて、死ぬのなんて怖くはなかった。
しかし、男は冷静に、土方に言う。近藤は、ここの一室に監禁されている。
明日、東東京攻めのためにここが、ガラ空きになるので、そのうちに救出するのだと。
土方のチカラ
そのころ、エビ高では、井上だけが練習に打ち込んでいた。
井上は、八王子とエビ高は、固い絆で結ばれているのに、土方一人で行かせては、忍びないという。
もちろん、伊藤も、天下布武と戦うのは躊躇われるが、みんなが天下布武の言いなりになるのは、黙って見ていられなかった。
翌日、それでも、土方は、単独で近藤を救出に向かった。監禁場所はすぐにわかった。
近藤を連れて逃げる途中、居残った天下布武の連中に見つかってしまう。
そして、そのピンチを救ったのは、井上と伊藤だった。
だが、一難去ってまた一難。ここで、天下布武の織田が立ちはだかる。
近藤らを逃し、土方が織田の相手をすることになる。だが、土方は、囮になる気など毛頭なかった。
最低でも、刺し違える覚悟だった。そして、織田と相対したとき、怒りや憎しみがチカラとなり、土方の潜在能力が開眼する。
その一球は、光の刃となって、織田に襲いかかった。土方は、自分でも自覚のないチカラを使ったため、利き腕を痛めてしまう。
だが、渾身の一球も、織田には、かすり傷ひとつ負わせることは、敵わなかった。
ここで万事休すというところで、またあの男に助けられた。その男の名は、明智十兵衛。
天下布武の元エースである。だが、なぜか明智は、織田の情報をリークする代わりに、エビ高連合と共闘することを宣言するのだった。
まず、始まって早々に気になるのは、シーズン1で活躍した律は? 光太郎は? 何処へ? ということであろう。
一応、公式HPのエビ高連合軍に名を連ねているが、まさかの、シーズン2で主人公が変わるとは、思わなかった。
しかしながら、松陰の名前がないのが少々寂しくもある。その後の病状が良くないのだろうか。
一見すると、まだ今の所、エビ高連合が圧倒的不利だということはわかる。
今後、明智の加入で、どれほどの増強になるのか、未だ未知数ではある。しかし、明智も織田打倒としているらしく、明智がみんなを強くするという。
たとえば、明智の能力は、人の特殊能力を開眼させるようなことができるのだろうか。
今の所、分かったのは、なにやら、明智は、接触した人物を(今回では土方を)、失神させるようなことができるようではあった。
また、明智の能力もさることながら、明智がなぜエースの座から追われたのか。その辺りも、今後の展開次第では、見どころとなってくると思う。
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再び卓球を始めた高杉律(佐野勇斗)の前には
部長・松陰(北村匠海)の病などさまざまな障害がたちはだかるも
エビ高は見事八王子南工業高校に勝利!
強い結束力を武器に底辺から勝ち上がってきたエビ高は
ついに東京の王者・薩川大学付属渋谷高校との戦いに挑もうとしていた。
しかし決戦を前に、光太郎(古川毅)が何者かに襲われてしまうー!
薩川 vs エビ高の結果はいかにー!?
<出典>FAKE MOTION続編(2期) 公式
高杉律の加入により、恵比寿長門学園(エビ高)は、快進撃を続けた。そして、遂に覇者・薩川大学付属渋谷高校(薩川)とのリベンジマッチが決まった。
その決戦を控えた、ある日。薩川では、エース・西郷という巨大な壁の前に苦悩する大久保の姿があった。
大久保は、現在副部長の地位にあるが、その卓球に対する姿勢から、人望も厚い。しかし、大久保本人は、実力不足であると思い込み、遂には恥を忍んで、西郷に練習相手になってもらう。
誰よりも、多く練習し、努力する才能。これは、西郷にとっても、リスペクトに値していた。
ただ、それを本人が自覚していない。自分の長所を見失っているのだ。
そんなとき、エビ高に破れた八王子南工業が突然殴り込んできて、急遽試合をすることになる。
西郷を出すまでもない。大久保は、一人で三人の相手に立ち向かうが、これはいくらなんでも無謀だった。
良いように、八王子にやられてしまう大久保を、たった一打のスマッシュで、形勢を逆転してみせる西郷。
西郷にとって、大久保は、むしろ追いかける存在であった。大久保がいたから、西郷も卓球が辞められないのだという。
何人たりとも、大久保を傷つけるヤツは、許さない。西郷は、そう言って、八王子の前に立ちはだかるのだった。
律と光太郎のように
まだまだ終わりじゃない。そう言って、大久保も立ち上がった。
こうして、西郷との固い友情を確かめあい、エビ高戦を前に、薩川の戦力は、さらに強固なものになった。
一方、エビ高では、エースの光太郎が、敗戦校からまさかの暴行を受け、利き腕を負傷してしまう。
このピンチをチャンスに変えるべく光太郎は、入院先の名医によって、特殊技能の開眼のため、特訓に励んでいた。
しかし、試合当日。無情にも、試合会場には、光太郎の姿はなかった。試合は進み、薩川とエビ高は、1対1の五分で、星の取り合いになっていた。
そして迎えた、ダブルス戦。どちらも、部長の登場とあって、この勝敗が大きく試合を左右する。
元々、薩川の島津と、部長の松陰は幼馴染みのような間柄だった。だが、ある時、卓球で負けた腹いせに不良たちが、放火をし、妹と記憶の一部を失った。
そして、心臓にも病を抱えてしまった松陰。そんな友のために、悲惨な過去を見ないようするため、島津の能力は、発現したのだった、
1セット目。視界を奪う島津の能力の前に手も足も出ない。しかし、それでも、松陰は、薩川に食らいつき、文字通り死力を尽くして戦ったのだった。
友とともに戦うということ
松陰の失くした記憶は、試合中に戻っていった。卓球が愛する人を奪ったことも、島津がそれを自分のために、見えなくしてくれたことも。
思い出したうえで、最後に松陰は、楽しかった、あの時のように、島津と卓球がしたかったという。
そして、渾身のチカラで放った島津のサーブは、松陰のラケットには当たらなかった。
松陰は力尽き、起き上がれる状態ではない。その結果、もう試合が終わったかに思えた。
そのとき、特殊能力を習得した、光太郎がやってくる。光太郎は、律が自分のために、卓球ができなくなったことを悔やんでいた。
そして、今並んで試合に臨んでいることを、律に感謝さえしていた。
光太郎の能力は、撃つべきところが瞬時にしてわかるというもの。これを駆使して、難敵・大久保を撃破する。
あとは、律の試合に託された。相手は、エース・西郷だった。その圧倒的強打に苦戦を強いられる律。
あまりの強打の連発に、律の身体が悲鳴を上げる。それを、光太郎が見て、棄権すべきだと主張する。
今下りるわけには、行かない。恩返ししなくちゃならないから。
そう言って、コートに向かう律。それなら光太郎は、精一杯の声で律を応援するしかなかった。
その声は、大きな力となり、未だ見ぬチカラを律から引き出すこととなる。
西郷の最高の一打を、律は跳ね返し、見事薩川から勝利を勝ち取った律。
こうして、エビ高を中心に東京はひとつにまとまって行ったかに見えた。
だが、その半年後、また新たな脅威が東京に迫っていたのだった。
その、新たな敵とは、大阪を束ねる強豪校であり、エビ高を倒して東京を配下に置こうと目論んでいる。
そこで、嫌でも気になるのが、キャラクター名である。どうやら、大阪勢は、戦国武将にあやかったキャラクターが多いようで、これは大変興味深いものがある。
これまでのシーズン1では、そのほとんどが、幕末に活躍した人物の名前にちなんだものが多かった。
そこに、何か共通点があるとすれば、それは混乱した時代に生きた人物ということが言えるだろう。
できれば、時代を戦国まで遡らず、時代を合わせれば、ということも言えるだろうが、これはこれで、何か意味があるのかもしれない。
そして、気になるのは、近藤の安否である。近藤は、おそらく怪我をしているだろう。ここは、光太郎のように、新たな能力を身に着けて、また暴れて欲しいものだ。
近藤は、シーズン1でも特に「マザー」という愛称といい、強烈な個性を持つキャラだし、エビ高の面々同様、シーズン2も活躍を期待するキャラの一人であると思う。
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「卓球戦国時代」
高校生同士の優劣を決めるのも、勉強や喧嘩の強さではなく・・卓球の勝敗。
戦国時代の領地争いのごとく、高校同士の覇権争いは熾烈を極めていた。
高杉律(佐野勇斗)の起こした暴行事件によりエビ高卓球部は半年間、試合出場禁止となり、格上高校からひどい仕打ちを受けていた。
そのせいで律は学校中から非難され孤立する。
そんなある日、律の秘めた能力に気づいたエビ高卓球部部長の松陰久志(北村匠海)が律を卓球部へスカウトする。
罪悪感から入部をためらう律だが、仲間を守るため再び卓球に向き合うことを決める。
そんなエビ高の前に
西東京の頂点・八王子南工業高校が立ちはだかる―。
<出典>FAKE MOTION続編(2期) 公式
半年前、卓球を憎む、一人の男子高校生が他校の生徒に乱暴をするという事件が起きた。
その事件を起こした男は、高杉律だった。
そのころは、すべての価値観が卓球を中心にまわっていた。卓球が強ければ、それは絶対。
日本でも有数の強豪がひしめくエリアに、東東京が挙げられる。その東東京の卓球順位の第1位は、絶対王者・薩川大学附属渋谷高校(薩川)だった。
だが、この絶対権力に反逆の狼煙を挙げたのが、恵比寿長門学園である。
ある日、エビ校の卓球部の下っ端の連中と、律が揉めているという。そこに、卓球部主将の松陰久志が現れる。
松陰は、こともあろうに、律を卓球部に勧誘するが、律はそれを断ってしまう。
そもそも、エビ校は、あの薩川に挑戦したが、惜しくも破れてしまった。その後、再戦を果たすべく、またエビ高が決起しようとした時に起こったのが、律の事件だった。
これにより、エビ校は、一気に順位は、最下層まで落ちてしまい、試合はできず出場停止を余儀なくされた。
ようやく、その試合もできるようになったころ、運悪く上位の高校が、エビ校に殴り込みをかけてきた。
エビ高生徒たちへのひどい仕打ちを目の当たりにし、かつて自分も友達と卓球をしたことを思い出した律は、卓球部へ臨時で席を置くことにする。
律は、特殊能力を持ち、相手が打った打球の軌道を予知することができる。これで、律は、いとも簡単にエビ高に勝利をもたらした。
命を賭けて
律の加入により、快進撃が始まった。エビ校は、連戦連勝を続け、薩川への挑戦権の間近に迫ってきていた。
そんなとき、思わぬ侵略者が現れる。都立八王子南工業高校である。
彼らは、突然現れ、試合相手をいとも簡単に戦闘不能にし、挑戦状を叩きつける。
卓球部に馴染み始めた律は、松陰の秘密を予期せず知ってしまう。それは、試合に出ると命に関わる疾患があるということだった。
松陰からは、口止めされ、律はチームの中で浮いてしまった状態のまま、八王子との試合を迎える。
第1試合、律は、部長・近藤勇美には全く刃が立たず、惨敗。これによって、エビ高はピンチになってしまい、松陰が強行出場することになってしまう。
松陰は、その特殊能力を発動させ、命を削ってエビ高に勝利をもたらす。しかし、松陰は、思いの外、カラダへの負担が酷く、その場で倒れてしまった。
次のダブルス戦は、エビ高のエース・桂光太郎と律が出場。だが、八王子のほうもエース・沖田の特殊能力で、こちらの攻撃が打つ前に読まれてしまい、ポイントが取れない。
日本一の家族
1セット目を失って、後がなくなったエビ高。ここで、松陰は、司令塔となって、律に作戦を与える。
わざと、味方の光太郎を挑発し、全てのプレイで、怒りの感情で、攻撃できるようにする。
これが、見事に功を奏し、2セット目を奪取。しかしながら、光太郎は、律がとった行動が仲間として許せなかった。
だが、この気持ちが、二人の絆をより強いものした。試合中、お互いをけなしたりしても、不思議と二人は、信頼しあっていた。
そのことは、試合前に八王子の近藤から教えられたものだった。近藤は、チームの絆は、もはや家族そのものだと言うのだ。
だが、沖田にとってこれは、予期せぬ出来事でしかなく、試合中、我を失ってしまう。
そんな沖田を見た、パートナーは、試合中にも関わらず、思いっきり沖田の右頬を張った。
沖田は、一人ではなかった。今は隣に家族がいてくれる。正気を取り戻した沖田は、また試合に集中できたのだが、時すでに遅し。
八王子は、エビ高の友情と絆の前に負けを喫した。だが、近藤は沖田を責めることなど、決してしなかった。
八王子の健闘を称え、律は、近藤と固く握手を交わした。そして、それに応えるように、近藤は、東京侵略の野望を取りやめることを宣言したのだった。
「FAKE MOTION」としては、シーズン2にあたるのだが、今回と次回でシーズン1の総集編といった振り返りの回になっているようだ。
今回は、シーズン1の前半、律がエビ高の卓球部に加入し、八王子との試合に勝利を収めるまでが描かれた。
ここで、律は、特殊能力はもちろんだが、同じチームメイトとの絆の大切さ、そして、他校との交流で培われた友情にも恵まれる。
これは、ひとえに主人公・律が、強いだけじゃなく、人としての魅力をもっており、律を中心に優秀な卓球マンたちが集まっていく構図が見て取れる。
もうすでに、公式HPにもアナウンスがあったので、先走ってしまいそうだが、できるだけ最小限に留めておくけれど、シーズン2は、東西の勢力抗争になるようである。
それに向けて、楽しみなのは、このドラマが、単なるスポ根でカテゴライズできるものではないところにある。
律や松陰のように、チームに数名必ず能力者がいて、それが、あたかもアニメの如き、CGなどの映像技術を駆使してド迫力で映像化されるのだ。
こういったところも見どころのひとつと言えるだろう。そして、次回は、天下分け目の頂上決戦、エビ高対薩川である。とても楽しみに待ちたいと思う。
FAKE MOTION続編(2期)の内容
新ドラマは、シーズン1のドラマ「FAKE MOTION-卓球の王将-」に出演していた都立八王子南工業高校の土方歳鬼(板垣瑞生)を中心に、新キャストとなる荒牧慶彦演じる天下布武学園・織田佐之助らとの戦いを描く。
東京vs大阪という卓球での天下分け目の決戦はもちろん、卓球を通して“夢”や“仲間との絆”を見つけ、本当に大切なものに気づき、それを守るためにそれぞれが強くなっていくというストーリー。
<出典>Wikipedia
【出演者】
<エビ高連合軍>
板垣瑞生
草川直弥
田中洸希
吉澤要人
ジャン海渡
池田彪馬
森崎ウィン
佐野勇斗
古川毅
<天下布武学園>
荒牧慶彦
廣瀬智紀
定本楓馬
宮世琉弥
大倉空人
森田桐矢
山縣悠己
<薩川大学付属渋谷高校>
草川拓弥
小笠原海
村田祐基
船津稜雅
松尾太陽
<謙信ソルト電子工学院>
染谷俊之
田村升吾
関哲汰
山下永玖
上村謙信
高尾颯斗
沢村玲
<信玄明王高校>
玉城裕規
志村玲於
杢代和人
<ナレーション>
花江夏樹
FAKE MOTION続編(2期)の感想
40代男性
50代男性